2018年12月21日

ABTのくるみ割り人形

12月になると様々なバレエ団でくるみ割り人形をやりますね。
私が通っているスタジオのバレエ団も11月後半くらいから
わさわさしだしてこの頃は駐車場はガラガラ、レッスンは代講に
なったりで「あーそんな時期なのね」と思います。

ところでくるみ割り人形は2タイプのストーリーがあります。
クララとくるみ割り人形が返信した王子様がお菓子の国に行って
シュガープラムフェアリーなどの妖精に歓迎されて楽しく過ごす
というものと、クララが大人になってくるみ割り人形が変身した
王子様と踊るものです。

クララとくるみ割り人形が子供のままのバージョンがメジャーな
印象です。私は去年3つのくるみ割り人形を見ましたが、2つが
こちらのバージョンでした。
そしてもう一つのバージョン、クララとくるみ割り人形が大人に
なり、クララは素敵な王子様と踊るのがABTことアメリカンバレエ
シアターのくるみ割り人形でした。
ABTはさすがに大きなバレエ団だけあって衣装もセットも素晴らしく、
技術的にもため息が出るレベルでした。そしてなにより主役の
大人になったクララを演じたジリアン・マーフィーの演技力!
バレエダンサーって踊りだけでなく演技力も必要なのだと私は常々
思っているんですが、彼女のしぐさや表情から、少し照れてはにかんだ、
大人の姿だけど中身は少女のクララがそこに居ました。
クララが大人になるバージョンではグラン・パ・ド・ドゥをクララと
王子様になったくるみ割り人形が踊ります。いつも見慣れた金平糖の
精とのバージョンと違って新鮮でした。

くるみ割り人形はもう何度も見てお腹いっぱいって感じですが、
ABTのだけはまた見ても良いかな…なんて思います。機会がありましたら
是非見てみてください。

今日はくるみ割り人形と言えばコレと言っても過言ではない、金平糖の
精の踊りをどうぞ。


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posted by Yuko at 16:16| Comment(0) | パフォーマンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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