ではないでしょうか。今日はこの2つについて書きたいと
思います。
アラベスク
バレエ漫画のタイトルにもなったアラベスク。後ろにタンデュした
足を上に上げて90度(かそれ以上)に保ったものです。
と書くと簡単そうですが、まずは後ろタンデュが結構難しい。本来
軸足の真後ろに動足が行くように出すのですが、やってみると本来の
場所より外側に足が行きがち。足をクロスさせているくらいの気持ちで
出してやっとちょうどいい感じです。これは前に鏡を置いてやってみると
よく分かります。
スタジオだと横に鏡はあっても前にはなかったりするので、前に鏡の
あるバーにつけたらちょっと気にして見てみるといいと思います。
そして、やってみるとわかりますが、後ろタンデュから上にあげようと
すると結構な努力が必要です。まずは足をしっかりターンアウトする
こと。そして背中や腰ではなくてお尻の筋肉を使って上げていきます。
こちらが私が大好きなシルヴィ・ギエムのアラベスク。この写真は
こちらのサイトからいただきました。

アチチュード
アチチュードはアラベスクした脚を曲げたポーズです。自分の後ろに
立っている人を脚で巻き込む感じという人もいます。
この時気を付けることはつま先を上に、かかとを下に向けること。これを
逆にやるとカマ足になってしまいます。
曲げた足が横に広がると犬のおしっこになってしまうのでこれも注意しないと
いけません。もちろんプロのように高く上げて保ちたいけれど、足の位置が
低くても美しいアチチュードにすることはできます。
そしてこちらも足を上げるにはお尻の筋肉を使います。
こんな風に出来たら良いですね!この写真はこちらのサイトからいただきました。

ちなみにアチチュードは前に出すのもあります。キューピッドのヴァリ
エーションなどで見ますね。
こちらの写真もシルヴィ・ギエムです。

ストレッチ
そしてこの2つのエクササイズをした後はお尻の筋肉がガッチガチに
なるのでストレッチをいっぱいしましょう。
膝を曲げてバーに乗せ、身体を前に倒していくのがスタジオで出来る
ストレッチですが、家でも膝を曲げた足を反対側の膝に載せて引っ張り
ます。こちらのサイトに載っているストレッチは私もよくやります。