2018年10月10日

アラベスクとアチチュード

バレエで最もよく聞くポーズの名前はアラベスクとアチチュード
ではないでしょうか。今日はこの2つについて書きたいと
思います。



アラベスク


バレエ漫画のタイトルにもなったアラベスク。後ろにタンデュした
足を上に上げて90度(かそれ以上)に保ったものです。
と書くと簡単そうですが、まずは後ろタンデュが結構難しい。本来
軸足の真後ろに動足が行くように出すのですが、やってみると本来の
場所より外側に足が行きがち。足をクロスさせているくらいの気持ちで
出してやっとちょうどいい感じです。これは前に鏡を置いてやってみると
よく分かります。
スタジオだと横に鏡はあっても前にはなかったりするので、前に鏡の
あるバーにつけたらちょっと気にして見てみるといいと思います。
そして、やってみるとわかりますが、後ろタンデュから上にあげようと
すると結構な努力が必要です。まずは足をしっかりターンアウトする
こと。そして背中や腰ではなくてお尻の筋肉を使って上げていきます。

こちらが私が大好きなシルヴィ・ギエムのアラベスク。この写真は
こちらのサイトからいただきました。


アチチュード


アチチュードはアラベスクした脚を曲げたポーズです。自分の後ろに
立っている人を脚で巻き込む感じという人もいます。
この時気を付けることはつま先を上に、かかとを下に向けること。これを
逆にやるとカマ足になってしまいます。
曲げた足が横に広がると犬のおしっこになってしまうのでこれも注意しないと
いけません。もちろんプロのように高く上げて保ちたいけれど、足の位置が
低くても美しいアチチュードにすることはできます。
そしてこちらも足を上げるにはお尻の筋肉を使います。
こんな風に出来たら良いですね!この写真はこちらのサイトからいただきました。


ちなみにアチチュードは前に出すのもあります。キューピッドのヴァリ
エーションなどで見ますね。
こちらの写真もシルヴィ・ギエムです。


ストレッチ


そしてこの2つのエクササイズをした後はお尻の筋肉がガッチガチに
なるのでストレッチをいっぱいしましょう。
膝を曲げてバーに乗せ、身体を前に倒していくのがスタジオで出来る
ストレッチですが、家でも膝を曲げた足を反対側の膝に載せて引っ張り
ます。こちらのサイトに載っているストレッチは私もよくやります。

posted by Yuko at 15:52| Comment(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月09日

ダスティ・バトンがやってくる!

ボストン・バレエのプリンシパル、ダスティ・バトン(Dusty Button)を
ご存知でしょうか。
私が彼女を知ったのはこのビデオでした。


回転が苦手な私にとってはもう信じられない超絶技巧で思わず
何度も何度も再生してしまいました…

そんな彼女はDiscount Danceというバレエグッズのお店で自身の
ブランドのレオタードを販売しています。
たぶんその関係だと思うのですが、10/14にアナハイムの実店舗に
やってくるそうです。時間は午後12時から1時まで。私も行って
みようかと思っていますが、お店に入れるかしら…?

Discount Dance Supply
Anaheim Location
1501 N. Raymond Ave Suite E
Anaheim, CA 92801
posted by Yuko at 08:01| Comment(0) | ダンサー情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月08日

World Ballet Day 2018

今年もWorld Ballet Dayのイベントがありましたね。今年は10月2日。
いくつかのバレエ団はLiveストリームで動画を配信したりしていて
今年私は家にいたのにLiveを見ることは出来ませんでした。

昨日になってお友達からオペラ座の動画の前半にマチュー・ガニオが
出ているよって教えてもらって早速鑑賞しました。
以前書いたイワン・ワシリーエフも好きなのですが、今のところ
マチューが一番好きなダンサーかもしれません。あのちょっと中性的な
お顔がモーレツに好みなのです…
そしてこの動画、パ・ド・ドゥとオーレリー・デュポンの指導が見られると
いう素晴らしい内容です。それにしてもパ・ド・ドゥの色っぽいこと、
ドキドキしてしまいましたわ…


posted by Yuko at 05:58| Comment(0) | パフォーマンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする