準備で当時は知らなかったことがあったなと思い出したので、捕捉で
書いてみます。
リボンについて
リボンは普通1足分の長さにカットされたものが売っています。リボンは
片方の足で2本、合計4本必要ですので4本に分けます。切るときに
全く同じ長さ4本にカットすることもできますが、私は結び目をくるぶしの
内側に作るので内側の2本を短め、外側の2本を長めに取ります。
カットしたら端がほつれてこないように始末しますが、私が知っている
方法は2つあります。1つは端をライターなど、火で炙る方法。そうすると
炙った部分が溶けてほつれなくなります。これはかなり良く使われている
方法だと思います。映画ブラック・スワンでも確かやってました。
もう1つは端の部分を縦二つに折って、角から内側に斜めにカットする
方法です。こちらは最近ポアントクラスの先生に教えてもらった方法で、
彼女は日本の友人に教わったと言っていました。こちらは火を使わないので
お子様でも安心、ライターのないご家庭でも出来る方法ですね。
リボンの結び方ですが、真結びで結ぶとほどくのも簡単です。
真結びのやり方はこちらがわかりやすくていいです。
履く前の準備について
ポアントの底の部分をシャンクと言います。つま先を包むボックスという
部分とこのシャンクが固くできていてつま先で立つことが出来ます。
私が最初に習ったポアントクラスでは靴のシャンクを調整するなどは
邪道のような感じだったので普通はシャンクを一度曲げたりボックスを
ぐいぐい踏んだりと言った準備をするのを知りませんでした。
Youtubeで探すと色々なBreak Inのビデオが出てきますが私が最近見たのは
こちらです。
かなり大胆にシャンクを折ってますね。新品の靴をここまで大胆に折るのは
ちょっとドキドキします。