2018年09月27日

新しいポアントを買ったら

先日の記事でポアントについて書きましたが、今思うとレッスン前の
準備で当時は知らなかったことがあったなと思い出したので、捕捉で
書いてみます。



リボンについて


リボンは普通1足分の長さにカットされたものが売っています。リボンは
片方の足で2本、合計4本必要ですので4本に分けます。切るときに
全く同じ長さ4本にカットすることもできますが、私は結び目をくるぶしの
内側に作るので内側の2本を短め、外側の2本を長めに取ります。
カットしたら端がほつれてこないように始末しますが、私が知っている
方法は2つあります。1つは端をライターなど、火で炙る方法。そうすると
炙った部分が溶けてほつれなくなります。これはかなり良く使われている
方法だと思います。映画ブラック・スワンでも確かやってました。
もう1つは端の部分を縦二つに折って、角から内側に斜めにカットする
方法です。こちらは最近ポアントクラスの先生に教えてもらった方法で、
彼女は日本の友人に教わったと言っていました。こちらは火を使わないので
お子様でも安心、ライターのないご家庭でも出来る方法ですね。
リボンの結び方ですが、真結びで結ぶとほどくのも簡単です。
真結びのやり方はこちらがわかりやすくていいです。

履く前の準備について


ポアントの底の部分をシャンクと言います。つま先を包むボックスという
部分とこのシャンクが固くできていてつま先で立つことが出来ます。
私が最初に習ったポアントクラスでは靴のシャンクを調整するなどは
邪道のような感じだったので普通はシャンクを一度曲げたりボックスを
ぐいぐい踏んだりと言った準備をするのを知りませんでした。
Youtubeで探すと色々なBreak Inのビデオが出てきますが私が最近見たのは
こちらです。


かなり大胆にシャンクを折ってますね。新品の靴をここまで大胆に折るのは
ちょっとドキドキします。








posted by Yuko at 14:21| Comment(0) | バレエ用品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月25日

Mikhailovskyバレエのドン・キホーテ

この11月にMikhailovskyバレエの公演があります。Segerstrom Hallという
オレンジカウンティでは大きな会場で3日間にわたって行われます。
今年の演目はドン・キホーテ。ここ数年、彼らは毎年この時期にやってきて
公演を行っています。
私が初めて見たのは「パリの炎」でした。主演のイワン・ワシリーエフが
すごくて興奮のあまり鼻息が荒くなったのを自分で感じるほどでした。
実はあのパリの炎が今まで見てきたあらゆる公演の中で一番素晴らしかった。
あれを越えるものは見ていないです。もう一度見たくてDVDを買ってしまった
ほど。
というわけでイワン・ワシリーエフが来るなら見逃せない!Mikhailovskyバレエ、
興味があったら是非見に行ってみてください。今年はダブルキャストのよう
なので、彼の出る回を見るのをおススメします。

Segerstrom Hallでの公演情報はこちらからどうぞ。


こちらは彼のパリの炎の動画です。


こちらもパリの炎から、私が特に大好きなバスクダンスです。
posted by Yuko at 15:42| Comment(0) | パフォーマンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月24日

初めてのポアント

大人から始めたバレエでもポアント、いわゆるトウシューズを
履くことは可能です。もし興味があるなら、そして先生に許可を
いただいたらぜひ挑戦してみて頂きたいです。
もちろん子供から始めるのと比べれば怪我をした場合に治るまでに
時間がかかりますから、怪我には十分気を付けて。

それでは最初の一足を選ぶときのポイントについてお話します。



お店について


初めての1足は絶対にフィッターさんに見てもらって決めることを
おススメします。この時、デパートに入っているChacottなどだと
フィッターさんというよりは一般の店員さんしかいなかったり
するので、独立した店舗で試着と購入をした方がいいです。私は
それで最初の1足を大失敗しました。

選び方の手順


スキルのあるフィッターさんだと足の形とタンデュの時の状態などを
見て足に合う靴を勧めてくれるので試着してみましょう。普通はトウ
パッドをつけて試着となりますが、トウパッドを出してもらえないよう
なら出してもらってください。トウパッドなしでレッスンは初心者には
不可能だと思いますので、トウパッドを着けて履いて丁度良いものを
選ばないと、レッスンで履くことが出来なくなりますので注意して
くださいね。
普通フィッティングは足の長さと幅を見て合わせます。履いてみて1番で
プリエをしたときに指が詰まらないか、痛みはないかなどチェックします。
それからポアントに立って足に合っているかを見ます。

気を付けるべき点


靴を選ぶときは足の長さ(一般的な靴のサイズ)に目が行くと思いますが、
実は重要なのは幅の方です。もちろん長さが足りなくて指が靴の中で
曲がってしまったりするのは良くないですが、その点がクリアできて
いるなら大丈夫。足幅に気を配ってください足の幅に余裕があったら
絶対ダメです。ポアントで立っているうちに足が靴の中でずり落ちて
つま先が床に押し付けられて痛みで立っていられません。これ、私が
最初の1足で体験した失敗なのです。足幅は痛みがなければちょっと
キツイくらいでも大丈夫です。というかそのくらいでないと足がずり
落ちるので注意して。

ゴムって必要?


ポアントにはリボン、というイメージを持たれるかもしれませんが、
実はゴムの方が重要だったりします。何故かというと、ゴムなしの
ポアントはかかとがカパカパして脱げてしまうのです。メーカーや
モデルにもよると思いますが、普通の靴よりかかとが脱げやすいです。
ゴムのつけ方ですが履き口のかかとから足首をくるっと巻くように
つけます。かなりきついかな?くらいの短さでつけてあげると脱げ
にくいと思います。
参考までに、私のポアントとゴムはこんな感じです。私の場合かかと
だけでなく足の甲を抑えるようにさらにクロスにゴムを付けて足に
フィットするようにしています。
IMG_4527.JPG
IMG_4528.JPG

ということで、初めてのポアントで気を付けるべき点について
いくつか挙げてみました。こちらは南カリフォルニアで展開している
ポアント専門のお店で私もここでフィッティングしてもらいました。
英語ですが、見ているだけでも楽しいビデオです。




posted by Yuko at 12:59| Comment(0) | バレエ用品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする